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Atticを利用して個人用にNixのキャッシュサーバを自宅サーバに構築する
背景 Nixはその個人やプロジェクトに合わせたキャッシュサーバの有無で快適性が大違いになります。 業務で使う分には、 Cachix - Nix binary cache hosting を契約して利用しています。 個人でもオープンソースプロジェクトでは無料で5GBまで使って良いそうなので、プロジェクトごとにflake.nixに設定して、 GitHub ActionsでCIする時にpushするように設定して、便利に利用しています。 機能面でCachixに不満はほぼありません。せいぜいはGitHubと連携した
google-search-title-qualifiedのChrome Manifest V3対応
ncaq/google-search-title-qualified という自作のWebブラウザ拡張のChrome版のManifest V3対応作業を行いました。 Manifest V3対応はGoogleに迫られているものでしたが、自分自身はGoogle Chromeを全く使っておらず、ほぼFirefoxしか使っていないので、忙しかったのもありモチベーションと作業時間が確保できませんでした。 今回なんとなくモチベーションが上がってきたので行えました。割と大変でした。 GitHub上の作業結果 refac
NixOSの自宅サーバにCloudflare TunnelでHTTPリクエストを通す
背景 最近自宅サーバを完全にリプレースして復活させました。色々と自分用のwebサービスをこの上に動かしたいです。 そのためにはHTTPリクエストをインターネットからこのサーバに通す必要があります。 前回の方法 前回は素直にルータのポート転送を使って、 443番ポートへのアクセスを自宅サーバに転送していました。 しかし厳密にグローバルIPアドレスを持っていたわけではないので、 IPアドレスが変わりませんようにと祈りつつCloudflareのDNS設定にレコードを登録していました。 これはうっかり変わって
GitHub CLIの一時的なトークンを使ってGitHub Packagesからdockerイメージをpullするお手軽な方法
背景 開発時にメンバーが同じDockerイメージを使ってトラブル時に簡単に問題の再現を共有できるように、雑にCIするときにGitHub PackagesにDockerイメージをpushするようにしています。 どうせCIではdocker buildしていますからね。突然Dockerイメージがビルド出来なくなったら悲惨なのでCIではどうせビルドする必要があります。それならpushしても大した時間コストにはならないので雑に行って問題ありません。 GitHub ActionsでのCIのステップの一部 push
haskell.nixのnix flake checkでHaskellの警告をエラーとして扱う
背景 haskell.nixでのプロジェクト環境でnix flake checkでPostgreSQLへのアクセスを含むテストを実行する方法 - ncaq haskell.nixでテストが無いパッケージもnix flake checkでチェックする - ncaq でnix flake checkで全体のテストを行うようにしました。 問題 nix flake checkでのビルドはデフォルトでは警告をエラーとして扱わないため、そのままではHaskellの警告が出てもCIで失敗しない。 私の思想