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GHCのAPIを使う時はなるべくghcではなくghc-lib-parserに依存した方が良い

前提 Haskellでちょっとしたハックを行う時、 GHCのAPIを使いたいことがあります。 その時にghc: The GHC APIを使ってしまうことがあるようです。 しかしなるべくghc-lib-parser: The GHC API, decoupled from GHC versionsを使った方が良いでしょう。それだけでは足りない場合もghc-lib: The GHC API, decoupled from GHC versionsを追加で使った方が良いです。 その理由を説明します。 問題

GitHubのorgsに表示されているチュートリアルを消す

問題 GitHubのorgsを作るとトップページのOverviewにはチュートリアルが表示されている。 そのチュートリアルの内容は「Pull Requestを作ってみよう」とかの、 GitHubをある程度使っている人にとっては無意味なもの。そのチュートリアルを完了するにはボタンを押してdemo-repositoryを作成して、 Pull Requestを作成したりする必要がある。どうでもいいことに対して作らなくて良いリポジトリを作りたくない。 Overviewに本当に表示するべきものかは正直微妙なのだが、

Emacsのhelm-for-filesのlocate部分でディレクトリパスが表示されなくなったことへの対処

背景 GNU Emacs 29.4.50(ただしEmacs 30でも同様に再現) WSL2 Ubuntu 24.04(ただしGentooでも同様に再現) helm Package-Version: 20250326.719 私はEmacsのhelmを未だに使っています。そして以下のようなカスタム関数を使ってバッファやファイルのほとんどを開いています。 (defun helm-for-files-prefer-recentf () "recentfを優先する`helm-for-files

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Emacsで保存時に自動フォーマットをするようにプロジェクト設定で定める

背景 新しいHaskellプロジェクトでは様々な人が開発に参加することを想定して、 stylish-haskellなどより比較的強いコードフォーマッタであるfourmoluを自動で全適用することにしました。 CIでチェックをかけて差分があったら全部排除します。 haskell-language-serverにはfourmoluプラグインがあるので、 lsp対応のエディタならばどのエディタでもfourmoluを透過的に使うことが出来ます。 問題 VSCodeのformat-on-saveをEmacsでも

Emacs Lispでリストに対して要素を重複せずに追加する

問題 トップレベルのautoloadコードなど何回実行されるかよく分からない場所のコードで、リストに対して要素を追加する場合、何度実行されても構わないように要素が重複しないように追加したい。 おなじみのadd-to-listを使うだけでは目的が達成できない時があります。 add-to-listが重複をチェック時に使う基準はシンボル単位のようなので、データの型によっては毎回データを生成している場合重複していないと判断されて毎回追加されてしまうことがあります。 解決策 add-to-listにもCOMPA

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