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エビリファイを投与された結果アカシジアによって静座不能になり地獄に居ました

エビリファイのイラスト(いらすとやからの合成)

エビリファイを飲んで, ちょっとでも変なことが起きたらすぐに病院に相談しなおしましょう. まず電話でも良いです.

こんな単なる当事者の素人が書いた記事を参考にしてはいけません. これはあくまで個人的な記録です.

ちょっと前に起きたことを思い出しながら書いているので, いくつか間違いが存在するかもしれませんが, 御容赦願います. 自分のtwitterを見返せば日時がわかることに気がつきました, 天才かな.

3月28日

心療内科に行って「最近死にたい死にたい言ってベッドで泣き叫んでいました」という話をしたら, エビリファイ5mgを処方されました.

この時点で他に飲んでいた薬は以下です.

  • フルボキサミン(ルボックス)
  • スルピリド
  • ストラテラ
  • ユーロジン(エスタゾラム)

この箇所において許容できない誤記(ユーロジンとロゼレムを書き間違える)がありました, お詫び申し上げます. ユーロジンとロゼレムは睡眠薬という点で一致しており, 昔はロゼレムを処方されていたとので書き間違いを引き起こしたようです. おくすり手帳をきちんと確認するべきでした.

3月29日

その日には大学の履修ガイダンス・健康診断があったのですが, 行きの電車でパニック障害のようなものが起きて, 駅員さんに心配されて抱えられるようなことが起きました.

その後なんとか必死に大学まで行ったのですが, 気分は悪いままで, 履修ガイダンスは終わりのギリギリまで聞けたのですが, 健康診断は並べないだろうということで仕方なく諦めました.

帰りは眠かったので電車内ではずっと寝ることでなんとか帰ることが出来ました.

私はこれを睡眠障害によるパニック障害だと思い込んでしまいました.

それは, これまでもパニック障害的な症状は経験したことがあり, そのような症状が出るのは睡眠不足の時だけであり, 今回も睡眠不足だったので, これも睡眠不足によるパニック障害だと思ったのです.

3月30日~4月2日

この辺の時期は帯状疱疹の痛みが凄くて, 肉体が痛すぎて精神的な問題を気にしてはいませんでした. 体が痛すぎて心の方がどうでも良い状態. また, ずっと家に居たので, それほど精神状態も悪化していませんでした.

死にたいほど痛い肩こりが帯状疱疹(ヘルペス)でした - ncaq

4月3日

帯状疱疹のウイルス対抗薬や鎮痛薬なども入っているため薬の量が多くなっています.

この辺から薬が変わったことが原因かと疑い始めますが, 普段の欝の波の範囲も広いので, 確定はしていませんでした.

エビリファイは鬱病だけではなく, 躁鬱病や統合失調症などにもよく処方される薬です.

4月4日

普通の鬱だと思って愚痴っていました.

4月5日

ここで焦燥感不安感を自覚しました.

この焦燥感というものは物凄いものです. 理由のはっきりしない物凄い焦燥感がやって来て, 何かしていないと頭がどうにかなりそうになります. しかし, 実際に何かをしようとすると焦燥感のせいで集中力が0になって何も出来ないという状況になります.

しかも, 焦燥感のせいで座れないし, 眠れないのです.

アカシジア(akathisia)は、錐体外路症状(EPSという)による静座不能の症状のことを言う

アカシジア - Wikipedia

座れない, 眠れない, 何かをやることもできない, やってても焦燥感が物凄いやってきて不安感がやってきてヤバくなる. この世の地獄です.

ここで本格的にエビリファイが犯人だと疑い始めるのですが,

焦燥感が初期症状で, 自然と回復するという情報を信じてしまいました. 今にして思えば, せめてこのタイミングで病院に連絡するべきでした.

辛すぎて時間を吹き飛ばしたくなりましたが, 普段時間を吹き飛ばしてくれるCivをやろうとしても焦燥感のせいで無理で, 地獄でした. 他のゲームも無理で, 本当にどうしようもない.

夜を待つしかありませんでしたが, 夜を待つのもじっと待つしかありません. 拷問です.

その中でも既に頭の中で書き上げていた文章を怪文書として吐き出すことぐらいは出来ました. 辛かったですが. 時間潰しのためにRustは実行時オーバーヘッドを生じさせないという意味でやっと出てきたC++の後継言語です - ncaqを書いたりしていました.

こんなのも読んでやはりエビリファイのせいだと確信します. エビリファイ3mg飲んで一週間目だけど謎の焦燥感とそわそわがマジ - ふたろぐばこ-二次元裏may@ふたば過去ログ保管庫

やっと心療内科に電話をかけようとするのですが, 私の行きつけの心療内科は水曜日は早く終わるので, 電話は繋がりませんでした. また, 木曜日は定休日で, 私は地獄を継続しなければいけないことになりました.

この頃はスクワットしたり, 腹筋したりすれば改善するのではないかと思ってそういった運動を行っていました. しかし, 改善することはなく, 疲れるばかりでした.

医者に相談が出来ないため, 勝手に断薬することだけはNGだと思って飲むことを行ってしまいました… 初期症状だけで, 血中濃度が安定すれば焦燥感がなくなるという情報もたくさんあったんですよね… また, 勝手に断薬すると断薬症状と副作用が同時に来て更に地獄になるという可能性もあったので… もちろん, 医師に連絡がつけばそのアドバイスを再優先していましたが, ここで飲まない決断が出来ていればまだマシだったかなと思います.

4月6日

心を無にすればそれなりの作業は可能になりますが, 頭脳が使えないということと, 私が拷問にあうというデメリットがあります. 焦燥感はますますひどくなっており, ただひたすら寝たいと考えていました. 寝ていれば, 何も感じませんからね.

4月7日

この日にやっと心療内科に行くことができ, 処方をやめてもらいました.

私が「勝手にやめたら離脱症状が出るかもしれないと我慢していました」とか言ったら「こんな短期間の投与で離脱症状なんて出ないよ」なんて言われました. 私の努力は…?

twitter上で同志を発見しました.

この日はおそらく症状のピークで, この日に「家の中を歩き回っていれば少しはマシになる」ということを発見しました. そこでずっと歩きまわっていたのですが, 歩きまわっていてもスマートフォンでtwitterをやっても集中力がすぐになくなってしまい, やはり長時間何もできないという悲惨な状況でした. 焦燥感と不安感がmaxになっていたため, これが薬の副作用ではなく新しい病気の症状で, 治らないなら人生の意味であるゲームが出来ないので, もはや死ぬしかないと思いつめていました. 今思うと少し前はこんなことは無かったため, 薬の副作用に決まってるんですけどね. 当時の私は正常な判断が出来てませんでした.

4月8日

スマートフォンでニコニコ動画を使ってアニメを見ようとしますが失敗します.

焦燥感が酷すぎて, パジャマで外を走るという奇行に出ますが, 疲れただけでした.

4月9日

午前は不安感が酷すぎて, 悪いことばかり考えていました.

酷い時はアニメすら見れてなかっので, それはゲームも出来ないということを意味します. 大変なことです.

書いています. 収まってよかったですね.

歩きながらならtwitterを出来るぐらいには回復しました.

月曜日には大学の講義が始まるため, 座れないことを大変不安に思っていました.

エビリファイの強烈さは確かに味わいました. 地獄です.

午後になると, ぐるぐる歩きながらなら, 3DSをながらスマホみたいに持ってポケモンが可能なことに気が付いて四天王周回してレベル上げを行っていました.

レートは最終的には1500付近に落ち着きました. やっぱりアクジキングは弱かった.

最後の最後に自分の症状の名前を知りました.

4月10日

動きまわりたいという症状はほとんど消えて, 電車にも座れるようになりました. これで大学の授業も受けられそうです.

しかし, 不安感は依然十分残っています. 元々の症状かは, あまりにもこの週の体験が強烈過ぎて忘れてしまいました.

また, 自閉症児にエビリファイ処方しちゃいけないとかいう記述を見たので, ちょっと今の先生の処方に不信感があり, セカンドオピニオンを探してみようと思います.

追記:これについては精神病ではセカンドオピニオンはダメ, でも他の医師曰く, 処方は問題ないと思う, ということで決着がつきました.

残ったのは足の痛みのみです. これは帯状疱疹の鎮痛剤でごまかしましょう.

痛みがなくなったら今度こそ筋トレをしなければいけませんね.