Nexus 6PからHuawei P10 liteに乗り換えました, オススメのスマートフォンです
taosero07(@reotasoda)さんからプレゼント, 新しい自作PCを組もうと思います, Nexus 6Pが早期シャットダウンする問題が未解決, HUAWEI P10 liteを購入しました - ncaq に書いたように, 私の持っているNexus 6Pには早期シャットダウン問題が発生してしまいました.
症状はNexus 6P 早期シャットダウン問題(と対処法) - ブログの方と同じような感じです. 私の場合バッテリーが25%になるとシャットダウンしてしまっていました.
バッテリー問題さえなければ, Nexus 6Pに不満は無かったのですが, 丁度帰りの電車あたりでバッテリーが切れてしまうので, どうしてもこれは不満に思ってしまいました. そこで, 新しいスマートフォンであるHuawei P10 liteを購入しました.
私の購入時は¥26300でした.
もっと高いスマートフォンを買うという選択肢もありました. しかし, 私はスマートフォンでゲームはせず, ゲームはコンソールやPCでやります.
なので, お金はPCにつぎ込むため, スマートフォンにそんなにハイエンドなものは必要としないという判断で, コストパフォーマンスを重視してこれを購入しました.
総評的には買ってよかったです.
1週間ほど使ったので, 良かったところと, 悪かったところを書きます.
良かったところ
そもそもNexus 6Pは3万円で入手したものなので, 値段的にスペックダウンとなるHuawei P10 liteにはあまり期待はしていなかったのですが, 良かった所が意外とあって良い意味で驚きました.
指紋認証が爆速
P10 liteの指紋センサーの位置はNexus 6Pと同じく背面にあって, 私は背面にある方が持った時に自然に人差し指を当てられて好みです.
この指紋認証がNexus 6Pより高速です.
認証時間が感じられない, というほどではありませんが, Nexus 6Pより認証が早いと感じられます.
バッテリー持ちが良い
これはNexus 6Pが中古だから多少不公平な比較ですが, 十分バッテリー持ちが良く, 一日中Twitterをしていても家に帰るまでバッテリーが持ってくれます.
十分なCPUとメモリ
Nexus 6Pより値段が下がるから速度も下がるかと思いましたがそんなことはありませんでした.
ゲームをしないなら十分すぎるスペックを持っています.
Firefox for AndroidもTwitter for Androidも快適に動いてくれます. 私にはそれだけで十分です.
カメラが良い
雑な感想ですが, Nexus 6Pよりもカメラが良くなっている気がします.
ハードウェアがよいと言うより, ソフトウェア面で改良がされている気がします. なんか対象を自動認識とかしたりしますし.
Huaweiスマートフォンについている「ナイスフード」という食品が良さそうに映るフィルタは面白いですね.
戻るボタンを右下に配置できる
右利きの人なら, 戻るボタンは右下に配置されている方が良いと思うでしょう.
外部アプリで見た目はそのまま動作だけは変更できると思っていたので, LineageOSを入れられないP10 liteでも良いかと思って購入しましたが, 標準の機能で変更できたので良かったです.
購入するまでこの機能があることは知りませんでした.
悪かったところ
USB Type-CではなくMicro USBである
今時の端末のくせに, 安いからかUSB Type-CではなくMicro USBです.
新しくないから嫌とかではなく, これには実用的な問題点があります.
部屋が暗い時に刺そうと思うと表裏をよく確認する必要があります.
強引に入れてしまうと端子が破損してしまう可能性があるため, そういうことを考えなくて済むUSB Type-Cは今思うと気楽でした.
心なし, 充電速度も遅い気がします. バッテリーが普段十分持つので, あまり気になりませんが.
有機ELディスプレイではない
Nexus 6Pは有機ELディスプレイでしたが, P10 liteは液晶ディスプレイです. ついでにNexus 6Pの方が画面解像度が高いです.
買い換えるまでは, 有機ELそんなに綺麗か? ローエンドだと液晶でも変わらなくない? 焼き付きとかもあるし液晶と五十歩百歩では? などと思っていたのですが, 液晶だと深刻な問題点がありました.
私は夜寝る前や眠れない時に, 部屋を暗くしたまま小説を読もう! || 小説ランキング[日間] を巡回するのが趣味です.
そこで, 配色を暗くするために自分で書いた syosetu.com - solarized dark | Userstyles.org をFirefox for Androidに入れています.
しかし, 液晶ディスプレイだとせっかくUser Style Sheetで配色を暗くしていても, バックライトが光っていて目が痛くなってしまいます.
有機ELディスプレイだとこのようなことはなく, 配色を暗くして画面の明るさを最大まで下げればちゃんと画面は暗くなってくれました.
これは液晶ディスプレイである以上どうしようもないことなので, 次のスマートフォンは有機ELディスプレイを搭載したものにしたいと思っています.
スピーカーが1箇所にしかついておらず塞がってしまう
P10 liteのスピーカーは1箇所にしかついていません. なのでステレオを楽しむにはイヤホンを使う必要があります.
また, 横持ちした時に手のひらが当たる場所に近い位置にスピーカーがあるため, 塞がってしまうことがよくあります.
動画再生などをスピーカーモードでよく楽しむ人は注意したほうが良いかもしれません.
電話アプリがSIPに対応していない
私はモバイル回線で電話を契約しておらず, スマホの通話料をトコトン安くする | FUSION IP-Phone SMARTというSIPサービスを使っています.
Nexus 6Pを使っていた時は標準の電話アプリのSIP機能を使って接続していたのですが, P10 liteに搭載されている電話アプリは手が加えられているのかSIPをサポートしていません.
CSipSimpleを使うことで解決しました.
SMARTalk は起動中常に通知バーに通知を出してきて非常に鬱陶しかったので使いませんでした. CSipSimpleは設定から「ユーザーインターフェイス」の項目で通知バーへの表示を切ることができます.
実はまだSIP通話は乗り換えてから一度もしたことがないのでこれでちゃんと動くかはわかりません.
SIPに多くの機能は求めてないので, 標準の電話アプリを弄るのはやめてほしかったです.
ホーム画面のアプリアイコンをたくさん配置できない
ホーム画面のアプリ配置は4×5が最大となっています.
私はホーム画面を切り替えたりせず, アイコンが小さくなっても1画面にもっとたくさん配置したいので, これは不満に思います.
USBテザリングがタイルから有効化できない
Androidの通知バーの上にある「タイル」でWi-Fiテザリングはワンタップでトグル出来るのですが, USBテザリングは出来ませんでした. Nexus 6Pの標準OSで出来たか覚えてませんが, Nexus 6PはLineageOSを使うことが出来ますがP10 liteは出来ないので減点ポイントとさせてもらいます.
バッテリー持ちは良いので, USBテザリングにそんなにこだわる必要もないかと思ってWi-Fiテザリングを使うことにしました. 速度は遅くなってしまいますが.
EMUIがキモい
Huawei端末にはNexusシリーズなどを除き, EMUIというHuawei独自のカスタムUIが載っているのですが, これの見た目がiOSに似ていてキモい.
私はAndroid標準のUIを別に嫌っていないため, 妙にiOSに似ているのはなんだか奇妙に思えてしまいますね.
慣れることで解決はしました.