問題が発生したのでGENTOO_MIRRORSのftp.jaist.ac.jpへの繋ぎ方をrsyncからhttpに変えました
私はGentooのmake.conf
のミラー設定を
GENTOO_MIRRORS='rsync://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Gentoo/'
としていました.
そうしていたら今日ソースコードのダウンロードに失敗するのを発見しました.
ミラー設定を解除してGentoo公式を見るように設定しても
>>> Emerging (1 of 2) sys-libs/timezone-data-2019c::gentoo
* Fetching files in the background.
* To view fetch progress, run in another terminal:
* tail -f /var/log/emerge-fetch.log
>>> Downloading 'http://distfiles.gentoo.org/distfiles/tzdata2019c.tar.gz'
/usr/portage/distfiles/tzdata2019c.tar.gz.__download__: No such file or directory
>>> Downloading 'https://www.iana.org/time-zones/repository/releases/tzdata2019c.tar.gz'
/usr/portage/distfiles/tzdata2019c.tar.gz.__download__: No such file or directory
!!! Couldn't download 'tzdata2019c.tar.gz'. Aborting.
* Fetch failed for 'sys-libs/timezone-data-2019c', Log file:
* '/var/tmp/portage/sys-libs/timezone-data-2019c/temp/build.log'
のように継続してエラーが出てしまいます.
何故だろうと/usr/portage/distfiles/
を見てみると謎の数字のみのディレクトリを指したシンボリックリンクが見つかりました.
この謎のシンボリックリンクが存在している限り新しくダウンロードすることも出来ないようです.
シンボリックリンクを削除して公式を参照したらダウンロードできました.
Index of /pub/Linux/Gentoo/distfiles を今日2019-10-17に見てみたところ, 新しいディレクトリがだいたい2019-10-17にたくさん出来ていました.
公式がシンボリックリンクを使った管理に変更して, ミラーがそれに追随出来ていないということでしょうか.
とりあえず原因調査で複数の箇所にwgetしてみたらhttpだと問題なくダウンロード出来ることがわかりました.
httpサーバはシンボリックリンクをフォローするけどrsyncはそのままリンク自体を送ってくるということですかね?
なので
GENTOO_MIRRORS='http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Gentoo/'
に変えて解決です.
このミラーはファイルを1つずつダウンロードしてくるので, rsyncが特に優位というわけではないのでhttpで良さそうです.
ebuildのダウンロードにはまだrsyncを使いますがこちらは公式の
rsync://rsync.jp.gentoo.org/gentoo-portage/
なので特に気にする必要は無いですね.