精神障害者保健福祉手帳を更新して2級にしましたけどよく考えたらメリットが見いだせません
障害者手帳を更新してきました
先月あたりに更新手続きを行った精神障害者保健福祉手帳(障害者手帳)が受取可能になったので先週受け取ってきました.
2019年11月1日に3級から2級に更新されました.
更新の際に行ったこと
本当は医師から受け取った診断書1つだけで障害者手帳と自立支援医療受給者証の両方が更新可能なのですが, 1つ試したいことがありました.
それは
精神障害者手帳は診断書なしで障害年金の等級に合わせてくれる
ということです.
障害年金と障害者手帳の等級は一緒では無いのですが, 障害者手帳の更新の際に障害年金の証書を使うと等級を合わせてくれるという技があります.
これを使いたかったのですが更新の診断書発行の際に病院に何も伝えていなかったため, 両方の更新の診断書が出されるということになって慌てました.
しかし区役所で障害年金の等級に合わせたいことを伝えたところ, 障害者手帳の更新は障害年金の証書で, 自立支援医療受給者証の更新は診断書で行ってくれました.
そうしたところ, 目論見通り等級が2級になりました.
ところで精神障害者手帳の等級が3級から2級になってなにか良いことがあるだろうか
ちょっと探した所全然分からないです. さいたま市などの公共機関でも3級と2級で何か分けているわけではありませんし. 精神障害者には重度障害者の概念も無いので雇用で何か良い面があるわけでもないようです. 精神障害者保健福祉手帳の等級とは?1級,2級,3級の違いを解説 | イスブを見ても2級と3級に違いがあるようには思えません. なんで分けられてるのかすら疑問に思えてきました…
精神障害者保健福祉手帳サービス(埼玉県)によると付添人1名まで割引を受けられることがあるようですが, 肝心のさいたま市に存在しないから意味がないです…
さいたま市/心身障害者福祉手当というものがあって 2級になると月額2500円を貰えるそうなんですが, 私は
受給者(障害のある方本人)の市区町村民税が課税されるだけの所得がある
に当てはまるのでこれも貰えないのですよ. 無職に近い状態じゃないと貰えないというわけですね.
一方、2級と3級については、公的援助という点で実質的な差を感じる場面がほぼありません。私たちは就労支援や訪問介護など込み入った公的援助を受けておらず、ぶっちゃけ、カネに直結する(何らかの割引になる)ことにしか障害者手帳を利用していません。
これに当てはまる気がしてきました.
取ったは良いけれど障害のレベルが高いと人に判断されるだけで, 特にメリットはない気がしてきました… むしろデメリットだけ…
「ならば書かなければ良いのでは?」と思われるかもしれませんが, こういう情報を今更隠すのはなんだか気持ちが悪いのでしません.
忘れてたこと
埼玉県人は差別されてるので障害者手帳を持っていても都営地下鉄は割引されませんし, 精神障害者は差別されてるのでJRも割引されませんが, バスは半額になることがあります.
区役所行ったりするのにバス普通の料金払ってました… 帰りは教えてもらったので半額にしてもらいました.