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会社の評価面談のための目標設定を書くために考え込んでいたらメンタルがヘラって長文で自傷行為をしてしまった

文脈

数学と英語

一般的には自己研鑽で学べるものとされていて、学ぶと良いと思って前回も書いたのは数学と英語だ。

数学

数学も大学で出来ないことを承知で「数理最適化」を取ったが、3次元以上の微分を中々イメージできなくてテスト問題を全然答えられなくて単位を落とした。まあこれはそもそも四則演算を計算機なしにするのが困難なのが関係しているのかもしれないが。毎回講義終わりに講師に質問したり課題をTwitterの詳しい人にアドバイスもらいつつ全て解くぐらいの努力はしたのだが。

「高校と大学をつなぐ幾何学」も無理だろうと思いつつも大学4年制の時に苦手克服のために取った、どうせこれ落としても卒業演習とほんの少しの単位さえ取れれば卒業できるので。これも毎週講師の部屋まで行って教えてもらったがちんぷんかんぷんだった。どうやら私は小学レベルの幾何学すら答えを教えてもらわないと全く理解できないらしい。 PIQが90で空間把握能力が死んでいるのと何か関係があるのだろうか。テストはたしか一問も埋められなかった。

AtCoderのBeginnerも2018年頃は頻繁に参加していたが、B問題までは即座に解けて、C問題を残り時間の殆ど全部使って考えても解けないというのを繰り返していた。終わってC問題の回答例を見ると実質一行で終わらせているようなものばかりだった。どうやらC問題を解くには数学力が必要らしい。解説PDF見ても何も分からん…ってTwitterで嘆いていたら社長が解説に来たが何言ってるのか全然わからないことを何度か返答で返したら呆れられて去っていった。

ここまで数学力が酷いと努力が問題とかじゃなくて、数学に対する知的な障害を抱えているとしか思えなかった。どうすれば私は数学が出来るようになるのだろうか。全くわからない。

数学の出来るチンパンジーを探すほうがまだ楽なのではないだろうか。数学は好きだが、出来るようになる方法やイメージが全く沸かない。

英語

大学全体に渡って英語の講義は取れるだけ取ったと言っても過言ではない。苦手を克服するためだ。 GPAなんてものは一切気にしなかった。大学在学中、TOEICの点数は2XX点(詳細は忘れた) → 345点 → 280点と変化した。どうしようもない。

講師に「大学生になってこの単語知らないのはやばいよ~」などと言われたが、そりゃ英語が出来ないからセンター利用入試で英語を要求されない専修大学に入ったのだ。あなたの教えていた生徒の程度はこんなものなのだ。

昔から英語の読みが分からない。フォニックスなるものを見てみたことがあるものの、特定の単語での特定の文字でどのフォニックスの読み方を採用するかを判断するのは結局暗記ゲーではないか。別に英会話をしたいわけでは全く無いのだが、脳内での思考が音声なのに読み方が分からない単語を覚えるのが困難だ。同様にスペルの法則性も全く分からないので書くのも困難だ。

もちろん読むのもできない、英文を見ると目が滑っていく。そもそも単語が全然覚えられない問題もあるのだが、文法ももちろん分からない。頑張って解読したつもりになった後答え合わせのつもりでDeepLに通したら全然違う内容が出てくる。いや厳密にはDeepLが正しいのかは分からないのだが、自分よりはDeepLの方が信頼できるだろう。 GitHubのissueとかでは表面上連絡が出来ているように見えるが、ひたすらDeepLを通してるだけだ。

一つ一つの文法要素を教科書で見返すと道理は理解したつもりになるのだが、実際の英文を読むと、どの文法要素を適応して解読すれば良いのかさっぱり分からなくなってしまう。演習問題は今回解説した文法を使うのだなと理解できるが、そういうくくりが無いとまるで何を適応すれば良いのか分からなくなってしまう。

自分が書いた100行程度のパーサーコンビネータのほうがまだ英文法を読解出来ている。パーサーコンビネータならば文法特性を順番に試行錯誤していき、最もそれらしくマッチした結果を出すことが出来る。私は人間の脳みそしか持っていないので、そのような高速演算は不可能だ。

真偽性に疑問が持たれているが、ココ (ゴリラ)は英語を話したらしい。やはり英語ができるゴリラを探すほうが私が英語が出来るようになるより早いのではないか。

私は学習障害を一生克服できないのか

こう要素を列挙していくと自分には知的障害があるようにしか思えなくなってくる。しかし、一般的には難関資格とされているDB, NW, SCスペシャリストを取る程度の知能はあるので、それは流石に客観的に見て違いそうだ。

そうなると心療内科で要素もあると言われた学習障害か。一度心療内科で学習障害でも英語や数学が出来るような方法は知らないかと聞いてみたが、大人の学習障害を研究している人は知らないと断られた。一生出来ないまま抱えていくしかないのか。

努力で出来るようになればどれだけ良かっただろう。そもそも強い努力ができる才能も無いのだが。ある程度の努力はやってきたつもりなのに、フィードバックとして全く身につかない状況で、モチベーションが湧き続けるような強靭な人間ではないのだ、私は。

たとえ一生の時間をかけて高校レベルの数学と英語が出来るようになったとしてどうする? もうその頃には老人だ。

唯一そこそこ出来るプログラミングも他のスキルセットのせいで頭打ちが見えてきた

となるとやはり私がある程度出来ることはプログラミングのことしかない。しかし、これをこれ以上どのように伸ばせば良いのだろうか。日本語の本や雑誌は「〇〇入門」で溢れている。流石にもう得ることがある本はほとんど無くなってしまっている。プログラミング言語入門書などはもはや読む価値のない筆頭候補だ。真面目にやるなら公式ドキュメントぐらい読むが、別に書くだけなら読む必要すらない。少し記法が分からなければGoogleに質問してStack Overflowで見るだけで済む。最近ではSwiftがそうだった。

学術書じみた本や論文に手を出すと数学要素が溢れ出てきて、まあ頑張って読むが、遅々として進まない。となるとやはり読むべきなのは英語の本か。しかし前述の通り、私が英語を学習できる方法は全く分からない。

詰んだか。スキルアップの行き止まりに居る気がする。

こんな単純な儀礼的なコミュニケーションで真剣に傷ついてしまう人間は社会に向いていない

今回目標設定シートを書くのにあたって自分を見返していたら割と深刻な袋小路に居ることが分かってきた。分かったところで解決できなければなんの意味もなく、無意味に自分のメンタルを傷つけ、不調だったところにますますメンタルを傷つける要因にしかならないのだが。

ありのままの自分を見るなんてことは、健常者か躁病患者の特権だ。私が自己分析をするというのは、自傷行為に他ならない。そのことは分かっていたはずなのに、愚かにも忘れてしまっていたようだ。

私は「目標設定シートですか?あっ書き忘れちゃいましたぁ」とクズムーブをするほうが良かったのだろうか。会社のSlackにこんなメンヘラ文章を書き連ねるよりはマシだったかもしれないと思える。しかし、シートの存在を認識してしまった以上、それを意図的に忘れるほど記憶操作能力に優れていないし、私は忘れたと嘘をつくような器用な性格もしていないのだ。なので、書けなかった理由をこんな長文で言い訳するしかない。